戌の日安産祈願でいただく 腹帯をリメイク
産後使わなくなった”腹帯”を
ベビー服にリメイクはいかが?
妊娠5か月の戌の日に 水天宮などの神社で安産祈願をした際にいただく腹帯。
出産後 縁起物なのでお手元に置いてあり どうしたらいいかな?って
思われてる方多いんではないかな?って思います。
神社でいただく腹帯は晒木綿を使った綿100%
赤ちゃんにはとっても適した生地。
洗うと徐々に馴染んでいき風合いも柔らかくなっていきます。
縁起物だから、自分の子どもの安産祈願で頂いたものだから
大切にしたいんだけど、生地のまま保管していてももったいない。
何かにして欲しいんです!っていうmamaからのご相談でした。
産まれてすぐ使える下着とかパンツもいいけど
せっかくお願いするなら 少しでも長く着せたい。
そんな気持ちから甚平を提案。
サイズは立って歩くことが出来る様になるころに着られる80㎝。
夏パジャマとしても使えるのと
晒で作った甚平は夏祭りのおみこしをかつぐ衣装みたいで
カッコイイ!って盛り上がりました。
今回の仕立て方は和裁師が仕立てる様に仕立てました。
実は和裁検定1級をもっていて
あまり公にはしたくないのですがお仕立てできます(笑)
せっかく作るなら本気和服仕立ての甚平に 少しアレンジしてお作りする事に。
パンツのポケットが使いやすいように
前に付けて、入れやすいように傾けたり
ポケットに手を入れやすいように
口を大きくして ゴムで縮めています。
少しポイントが欲しいなってことで
結びひもの先にブルーのタッセルを付けたり
御朱印部分はアクセントになる様に背中部分に
あえてラベンダー色の糸で縁起の良い亀甲型を型どって
手縫いで縫い付けてました。
お腹の中にいた赤ちゃんとお母さんを守ってくれた腹帯
縁起をつなげる意味でも
ものを大切にする意味でも
子どもが着ればまた思い出が重なり大きくなってサイズアウトしても
残しておきたくなる特別な甚平になるんじゃないかな?って思います。
今回のご依頼で知った
リメイクで活かされる腹帯
とってもステキだなって感じました。
THANX & ENJOY!
腹帯のリメイク
甚平以外にも出来ますのでお気軽にお問合せ下さい
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